八王子には江戸時代の末期から伝わる、人形劇があります。
それは「八王子車人形」と呼ばれ、八王子特有の人形劇として知られています。
☆八王子車人形の歴史
江戸末期に考案された人形劇で、考案者は山岸柳吉という人物です。
山岸柳吉は、武蔵国高麗郡阿須村(埼玉県飯能市)で1825年(文政8年)に生まれました。
大阪に出て文楽の修行を積み、その後武蔵国に戻った山岸柳吉は、文楽師の西川伊三郎に弟子入りします。
師である西川伊三郎から西川古柳の名を貰い、車人形を創始しました。
☆八王子車人形の特徴
箱車(ロクロ車と呼ばれています)に人形使いが腰掛け、一人で一体の人形を操り人形劇を演じます。
「一人で一体の人形を操ること」「箱車に人形使いが腰掛けて人形を操ること」、この2つは「八王子車人形」独特のものです。
人形の足は人形使いのつま先と繋がっていて、人形遣いが両足を動かして人形の足を操作します。
人形が舞台に足をつけることになり、人形が足をつけて演技する人形劇は、世界でも車人形だけであると言われています。
☆西川古柳座
現在「八王子車人形」は、西川古柳座が伝統を受け継いでいます。
1984年(昭和59年)に東京都無形文化財に指定されています。
現在の家元は五代目で、平成8年に西川古柳座の名を襲名しています。
2004年(平成16年)に五代目家元西川古柳が八王子市観光大使に任命されています。
「八王子車人形」を広める為に、バレエや落語とコラボレートした公園を行ったり、海外公演を行うなど積極的に活動を行っています。
◆お問い合わせ:西川古柳座 042-652-1222
◆住所:東京都八王子下恩方町1566







